2018年 02月 05日
ルドウィッヒ・ベーメルマンス その7 |
山のクリスマス
(ルドウィヒ・ベーメルマン文・絵 岩波子どもの本 品切れ)
実は、私にとって、忘れられない本なのです。本屋を始めてからもずっと品切れだったのですが、山本まつよさんの文庫で見つけて、思わず「キャーッ」と叫んでしまいました。懐かしくて懐かしくて胸に抱きしめていると、山本さんが「それ持ってらっしゃい。あげるわよ」
そのときのボロボロの「山のクリスマス」です。
ハンシはお母さんと二人暮らし。果物屋の屋台を広げて働かなければならないお母さんは、ハンシを山のおじさんの家へ行かせます。
初めての一人旅ではじめは、帰りたくなるのですが、おじさん、おばさん、いとこのリーザールや、犬のワルドルとのにぎやかな暮らしが楽しくなって、今度は、町の我が家に帰るのが悲しくなるのです。
60年以上前に読んだこの本、どこをめくっても、「わっ、わっ」と、当時のの感激が蘇って来ます。
その後再版されて本当に嬉しかったのですが、昨年のクリスマス前に注文したら、「品切れ」という知らせが来ました。全部売れてしまって、手元には、このボロボロの「山のクリスマス」だけが残っています。
何とか、また再販されるのを祈るばかりです。ベーメルマンスの最初の作品で、一番の傑作であることは、間違いないのです。何せ、60年以上も昔に出会った私がしっかりと覚えているのですから。
とりあえず、ペーメルマンスを終わります。
実は、私にとって、忘れられない本なのです。本屋を始めてからもずっと品切れだったのですが、山本まつよさんの文庫で見つけて、思わず「キャーッ」と叫んでしまいました。懐かしくて懐かしくて胸に抱きしめていると、山本さんが「それ持ってらっしゃい。あげるわよ」
そのときのボロボロの「山のクリスマス」です。
初めての一人旅ではじめは、帰りたくなるのですが、おじさん、おばさん、いとこのリーザールや、犬のワルドルとのにぎやかな暮らしが楽しくなって、今度は、町の我が家に帰るのが悲しくなるのです。
60年以上前に読んだこの本、どこをめくっても、「わっ、わっ」と、当時のの感激が蘇って来ます。
その後再版されて本当に嬉しかったのですが、昨年のクリスマス前に注文したら、「品切れ」という知らせが来ました。全部売れてしまって、手元には、このボロボロの「山のクリスマス」だけが残っています。
何とか、また再販されるのを祈るばかりです。ベーメルマンスの最初の作品で、一番の傑作であることは、間違いないのです。何せ、60年以上も昔に出会った私がしっかりと覚えているのですから。
とりあえず、ペーメルマンスを終わります。
by kusuo522
| 2018-02-05 13:03
| 本と絵本
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